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2010.09.29 (Wed)

時が経てば


あっという間に、ビールもいいけど、そろそろ熱燗もね、という気候になってきましたね。

みなさん、急な気温の変化に体調を崩されていませんか?


さて。


またもや(また!?)俺の心を鷲掴みにする、渋いナイスミドルが現れました!






【More・・・】




といっても、本の中の登場人物なんですが(汗)


俺がかなり前から、TVドラマでもすっかりお馴染みになりました『ハンチョウ』シリーズを愛読していることは、どこかの記事で書いたと思いますが、その著者、今野敏氏の別のシリーズ、『隠蔽捜査』(新潮文庫)に今、どっぷりハマっていますww

本は大分前に買って、積読状態だったのですが、ふと時間の合間に読み始めたら止まらなくなりました。
最初は主人公のキャラクターに顔を顰める部分もあったのですが(俺はね)、読み進む内にどんどん引き込まれていって、ノンストップで最後まで読破。

主人公は、刑事ドラマや小説等で、よく、融通が利かない、上から目線、煙たい存在として描かれることの多い、警察官僚、つまりキャリアと呼ばれるエリートなんですが、いやー、読み終わった時には圧巻でした。
俺が即座に、この続編である『果断』を買いに本屋にダッシュしたことは言うまでもありません。
この第2弾も期待を裏切らない作品で、さすが2008年に山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞しただけある、と唸らされた作品でした。
単行本が出ていますので、よろしければ是非。
(勿論、安積警部補~ハンチョウシリーズもお勧めですよww)


それから、いつかご紹介したいと思っていたDVDなのですが、みなさんもよくご存知かもしれない『ハッピーフライト』(矢口史靖監督)
これも2008年の映画なんですが、飛行機をテーマにして、そこで働いている人々の情景や(そんなのんびりしたものじゃないけれど)、当然ながら無事で快適なフライトをお客さまに提供するために、望まなくても次々に起こるトラブルや難題をどうやって解決していったのか、そして、責任の伴う仕事をする、ってのがどういうことなのかを、とてもわかりやすく描いている作品だと思います。
観終わった後に、なんとなく元気が出て来る様なお話です。
そうそう、機長役で時任さんも出演されている事は、俺的には忘れてはならないと思いますので、CM(^^ゞ




以上、読書の秋、鑑賞の秋を先取りして?お勧めしておきます(^^ゞ





先週は仲秋の名月でしたね。
天候の関係もありましたが、月を眺められた方も多いかと思います。
本当の満月は、暦上の仲秋の名月の翌日でしたが、素晴らしく美しい月でした。
(こちらに写真はありませんが、お付き合いのあるブロガーさんのところで素敵な写真を見せていただきました。ありがとうございました)



何度か書いてきました、投稿を引用した雑文の中に月に関するものがあったので、ちょうどシーズン中ってことで(笑)掲載したいと思います。

先に書いておきますが、俺がロクでもないヤツだって、よくわかる内容になっています(苦笑)



俺は多分、ずっと昔から、どんなに望んでも手に入らないものをより強く求め、絶対に叶わない想いを潔く切り捨てる事も出来ない、
どうしようもない残滓を後生大事にする、そんな人間なんだって、この文章を書いて思い知らされました。



心の浮気と体の浮気と、どっちが本当の浮気なんだろうって、思う事があります。

あんなに素晴らしい恋人がいても俺はフラフラ浮遊していて、彼をただ1人の運命の相手だと、真実の意味で理解するまで、精神と肉体が乖離する様な経験を随分としてきました。



どんな綺麗事で飾っても過去は変えられないし、あの時の想いも、変化していったとしても消えたりはしない。

何度も何度もリフレインして・・・・・


いつか、時が経てば、全てが優しい思い出に変わる日がやってくるのだろうか。










『月光』





こんな夜には思い出す。

月光のようなあのひとを。










恋人が眩しい太陽なら、あのひとは静かな蒼い月。

強い力で、熱い肉体と吐息と、あらがえない程の情念で、性急に激しく求められる事もなく。

ただ黙って傍にいて、話を聞いてくれた。

あのひとと話していると、時間を忘れた。


月光のように静かに長く伸びて、この心の奥底の痛い部分に届くような、染み入る優しさ。

恋人との、どうしてもわかり合えない部分を理解し、癒えないこの傷にそっと寄り添ってくれたひと。



あまりにも違う、動と静。




ごまかしを言うつもりも、嘘を吐くつもりもない。

あの頃、俺は確かにあのひとに恋していた。

恋人を想う気持ちとは全く違う心の層で、どうしようもなく惹かれていた。

自分でも、止める事も出来ず。

だけど同時に、そんな自分が許せなくて。




暫く、あのひとと会えない時間が経過して、ようやく忘れ掛けたと思った頃。

仕事に忙殺され、日付が変わってしまうような時刻に、ようやく辿り着いたマンションの部屋に。

突然、海を越えて、あのひとからのメールが届いた。

マナーモードにしたまま忘れていた携帯が、唸り声を上げて振動する。



『お元気ですか? 今、アトランタに来ています。明日は、ニューオリンズに行く予定です』

『お土産のリクエストがあったら受け付けますよ』



丁寧で柔らかな文面。

そんな、なんでもない言葉に胸が震えた。

心臓が、大きく脈打つ音が聞こえた気がした。



一見、鎮火した様に見えながら、熾き火のように燻り、消え失せていなかった想い。



どんなに綺麗に言い繕っても、これは浮気だ。

同じ時に同じ質量で、違う人間を好きになった。

恋人の隣にいながら、これは裏切りではないのか?




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




その手を握ったこともない。


ましてやハグやキスも、セックスなんて考えられない。

神格化しているんじゃないか、と笑われてしまうほど。



でも。



この身を、この心を、もしも半分に切り分けられたのなら、

きっと半身は、あのひとの元に飛んで行った筈。




未来もなければ過去もない、行き場所のない、刹那的な恋情(こいごころ)。

絶望的に救いがない恋にぶら下がり、窒息を促す力で首に絡み付く空虚な蔓で体を支えようとした。





それでも、「始めから無かった事」、には出来なくて。





リアルの人間には誰にも言わない。

あのひと自身にも絶対に告げない。


『忍ぶれど 色に出にけり 我が恋は』


あのひとに恋していた記憶は、色にも、気配さえ出さずに守り抜く。

俺ひとりで、多分、死ぬまで連れていく。






(『Jammin’ Words~交差する言霊 共通テーマ「裏切り」』より加筆転載)





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