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2010.06.12 (Sat)

普通で 特別な日


こんにちは。

みなさん、既にお分かりの事だと思いますが。



とっくに旅行からは帰って来ていました・・・・・(-_-;)

その後、殺人的なスケジュールに追いまくられ、夜は爆睡の日々が続き。

気がつけば、6月ももう2週目終了ですよ(汗)

W杯も遂に始まって、俺の会社の同僚達も盛り上がっていますww
まあ、観戦ツアーには行けそうにもないんですけれど。





【More・・・】



そして。


今日は、恋人のスペシャルな日です。
この一週間、プレゼントは一体何がいいのかなーなんて考えつつも、きっと考えなくてもいいかもしれない、なんて不埒な事も考えつつ(笑)
Cさん、今年も時報直後くらいのメッセ、ありがとうございます。
いつもお気遣いいただき、感謝しています。



で。



以前からの雑文の中に俺達の過去の話を書いた事があったので、ここに敢えて掲載しておきます。
サイテーな俺のヘッポコぶりがよくわかる仕上がりになっています(大汗)

ではどうぞ。











『記憶の欠片』



あれはいつの頃だったのか。


確か2人ともスーツを着ていたから、あまり暑くもなく寒くもない、今時分だろうか。
仕事を終えた夕方に、彼と待ち合わせをして、そのままドライブした。
辿り着いたそこは夜景の美しい場所で、夜ともなれば恋人達が大勢訪れるスポットであり、坂道をずっと登っていった先にある小高い山の上だった。
まだ日が落ち切っておらず、夕闇も広がりを見せなかった中途半端な時間帯だった為か、夜景目当てのカップル達も殆どおらず、何処となく閑散とした雰囲気があったのが、自分達にとっては好都合だった。


車を降りて、夕陽のよく見える場所に移動する。
赤く燃える様な夕陽が、けれど日差しは決して暑くなく、ただ俺達を飲み込んでしまいそうなほど大きい夕陽が、全てを朱に染めていた。
彼も俺も一言も発することもなく、ただ息詰まるような沈黙が漂い、
最初は躊躇いがちに繋いでいた彼の手がいつしか俺の背中に静かに回って、
気が付くと、彼の腕の中に抱き締められていた。


彼の肩に頭を凭せ掛け、身を委ねる。
ゆっくりと彼を取り巻く空気を吸った。
上質な生地のスーツに滲み込んだタバコの匂い。
彼はタバコが嫌いだけど、吸えなかったわけじやない。
ちょうど働いている部署にヘビースモーカーが多くて、会議ともなれば部屋中に煙幕が張られるくらいで、
それが染み込んでいるんだろう、って、いつだったか彼が笑って言っていたっけ。

自分を包み込む、彼の細胞の一つ一つが情愛に満ちているのがわかる。
彼のぎこちない、しかし力の込められた抱擁が、熱い体温が、夕陽の赤の様に、心の中まで染めていく。



「こんなところ、見られたら・・・・・・きっと、申し開き出来ないな」



―――何気なく呟いた言葉だったのだけれど。


それはきっと、彼にとって冷や水、だった。
あるいは思わぬところから出現した、氷の刃の如き伏兵だった。

きっと、心の底から冷えて、胸が痛んだに違いない、
俺の台詞を聞き咎めた彼が、怒気を含んだ尖った声で言った。


「一体誰に、何を申し開きするんだ」


つとめて冷静さを装おうとしながら、装い切れなかった苛立ち。


今なら、その苛立ちも彼の想いも、理解する事が出来るのに。



世間体とか外聞とか、得体の知れないものの影に怯え、
愛おしい相手の自尊心を傷付け、
そんな事までして、あの頃の俺は、一体何の引け目を感じていたのか。


あれから機会が在る毎に、自分に問い掛けている。
赤く灼けた夕陽を見る度に思い出す。


責めるような、戒めるような、痛いような、
淡く深い後悔が混ざり込んだ、
捨て去ることも、忘れ去る事も出来ない、
そんな記憶の欠片の中に透けて見える、ちっぽけな己の姿。



揺るがない彼と小心な俺の温度差は、果たして縮まったのだろうか。




(『Jammin’ Words~交差する言霊 共通テーマ「引け目」』より加筆転載)












ずっと独りで生きてきて、別にそれが悲しいと思わない位無神経で無造作な人生を送っていた人間を、幸せの絶頂に押し上げてから、奈落の底に突き落とす。
骨抜きにしてから純情を踏み躙る、巧みに手なづけて利用する、そんなヤツらも大勢もいて。

俺も昔はそんなヤツらと大差ない人間で、されるのではなく、
自分が『そうするかもしれない人間』の1人だったから、
彼の言葉も直ぐには信じられなかったし、『そうじゃない人間』がいるという事だってなかなか信じられなかった。



毒より甘い蜜の味を覚えさせて、
貴方なしではいられないようにして。

彼に置いていかれたら、生きてはいけない。


自分よりも大切な誰か、そんな存在を作る事を恐れていた。



男と女だって、結婚という制度がありながら、周囲に祝福されてずっと共に在ると決意したとしても、別れてしまうことがある。
同性同士なら、いくら覚悟を決めて、養子縁組という道を選んでも、それほど長い年月を過ごさずに解消してしまう、そんなカップルだって少なからずいる。

未来は見えないし、10年後20年後の自分達がどんな風になっているのかもわからない。

わからないけれど。


彼はずっと変わらない。
初めて出逢ったあの頃の様に、温かく、優しく、

「お前と一緒にいられるだけで、俺は幸せだよ」

なんて、臆面もなく、赤面する様なことを言うところも全部。


こんな愛おしい人に逢えるなんて、その相手と人生の伴侶として一緒に歩に続けられるなんて、思ってもみなかった。




今日は、手作りの餃子を作ったんだ。
いつものように写真はない。←かぶりつきの観客がいたのでww

夜にちょっと出掛ける予定があるから、ニンニクとニラは入れないで作りました。

彼はいつものように、喜んで喜んで、そりゃもー喜んで食って(笑)

幸せそうに笑った。


彼はいつも俺に、笑えよ、と言うけれど、お前が笑っているのを見ると嬉しくなるって言うけれど、

俺もお前の笑顔をずっと見ていたいよ。


おめでとう。

これからも、どうぞよろしく。




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16:43  |  問わず語り  |  トラックバック(0)  |  コメント(5)

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 |  2010.06.12(土) 17:51 |  |  【編集】

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