--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2007.07.29 (Sun)

サイド・ストーリー④Family

ようやく佳境に入ってきた、と言うのが適切かどうかわかりませんが。


起承転結で言えば、「転」の部分をご賞味下さい。



【More・・・】


当時、マンションの表札(郵便物を入れる棚のプレートです)は、彼と俺との連名になっていました。
彼の名前は一目瞭然の男名だったし、暫くしてから両方の名字だけに変えましたが、どうやら変えるその直前に、父はそれを見てしまったようです。

マンションを訪ねてネームプレートを見て、まさか、と驚きつつ、何かの間違いじゃないのかと、妹に電話して確かめても、当然、父が思っているような返事の筈もなく。


憤怒と嫌悪感が一時に湧き上がった、と、言っていました。

束縛とは正反対の、それは愛情というより放置に近かったのかも知れないけれど、それでも父なりのやり方で守ってきた家庭の形が壊されてしまった、と思ったそうです。


でも。

暫くこちらに滞在して(父はもうかなり前に退職してにいましたから、時間はありました)、何度かここに通う間に見かけた俺が、笑っていたって。

それも、実家では一度も見せたことのないような顔をして、嬉しそうに幸せそうに笑いながら、彼と生活していたって。

そんな俺の姿を見た父は、愕然としたそうです。

あれは本当に自分の息子なのか、別人じゃないのかと、疑ってしまったくらいだったと。

俺と自分の妻、つまり俺のオフクロとの確執が、こんなみっともない(父は、本当はもっと酷い表現をしましたが、変えています)結果を生む一端になったのか、とも考えたようでした。

そして、この直後、思ってもみなかった、妹からの提案があって・・・

父にとっては、これが俺の事を「諦める」、最も大きな要因になったみたいです。


・・・・でも、オヤジ、俺はな。

人って信じられるものなんだよ、家族って温かいものなんだよ、って、
最初に実感させてくれたのが、本当の家族じゃなかったって事が、たまらなく悔しかったんだよ。
スポンサーサイト
00:00  |  もう一つの過去話  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)

Comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
 |  2007.08.03(金) 21:29 |  |  【編集】

お父上、最初にこの情報に触れるのが、
Vさんの口頭でのことだったとしたら、
どんな風に受けとめていたのでしょうか。
Vさんとかっしーさんの生活を何度も見に行かれた由、
ここまでのVさんのブログから受けた印象とは違って、
とても不思議な感じがしました。
実際に見て、いろいろ説明されるより、遥かによく
Vさんの心持ちを理解できたわけですね。
少し本来の意味とは違ってしまいますが、これもまた、
百聞は一見に如かず、と言い表したくなるようなお話ですね。
妹さん、そこまで期待しての発言だったんでしょうか。
いずれにしろ、今更ですけど、素敵な妹さんですね。
コロン |  2007.08.04(土) 14:21 | URL |  【編集】

◆コロンさんへ

コメント、ありがとうございます。

>最初にこの情報に触れるのが、Vさんの口頭でのことだったとしたら、
>どんな風に受けとめていたのでしょうか

そうですね・・
タラレバ話というか、あくまでも仮定になってしまうので、これは何とも言い難いですね。

一応、帰省の度に、結婚は?と言う話も出ていたし(見合い話も)、親戚とか、周囲からの圧力もあったし、俺の「相手」にたいして、父が興味を抱いても不思議ではない状況もありました。
いずれにしても、その「相手」が、父が望むような相手ではありませんので、突然では、徒らに混乱させるだけで、きっと「諦め」には至らなかっただろうな、と思います。

それから、妹の事、褒めていただいて、ありがとうございます。
彼女は彼女なりの大きな決意を持って今回の事に臨んでくれたようです。
全くもって頭が上がりません。

抽象的な文章の連続で、何の事だか理解できないかもしれませんが、今はこれでお許し下さい。

実は父も、俺以上にいろいろなものを背負っている人間だと言う事を知ったのは、これより少し後になってからの事でした。
そして、不器用で、頑固で、いつも冷淡と言う印象を与える程、近寄りがたいと思っていた父の思わぬ面に気付かされました。
父は父なりに俺に負い目があり、それが無視、放任と言う形を取っていたのかも知れません。
憶測なので、本当のところはまだよくわからないのですが・・・

それでも、俺は父にたくさんの事を教えて貰いたかったですし、母の事でも、今からでも取り返しがつくなら、何とかやり直したいと思っています。


◆管理人コメントさんへ

コメント、ありがとうございます。

>断固として許さない、そういう態度の取り方もあったのに、そうしないのは、やっぱりVさんの幸せそうな顔を守りたかったのではないかと、僭越ながら思いました。

こんな風に言っていただき、嬉しく思っています。
何事にも、時期的な巡り合わせ、タイミングはあるもので。

非常にわかりにくい形ではあっても、もしかしたら今までも存在していたかもしれない親の「愛情」の気配は、俺がこの年になって、様々な経験をしたからこそ、初めて気が付けたんじゃないか、と、推測しています。

ここまでもつれると、単純には行かないもんです。

でも。

俺が、かっしーに(自分の親について)いろいろな話をする度に、

「そんな事はないんじゃないのか? きっと、お前が気付いてないだけだよ」

そんな風に言ってくれて、丹念にもつれた糸をほぐそうとしてくれた彼の存在も、再生への道を歩き出す原動力の1つになったのだと思います。
これまた抽象的でわかりにくい文章ですいません。

>Vさんにとってユキさんはよき理解者なのですね。

そうですね。
今では1・2を争う?理解者だと思います。

>歴代の彼女を紹介という所にびっくりしました。

これは・・自分でもなんて安易なんだと(汗)
一度、偶然も手伝ってデート中に妹に遭遇した時、お互いに紹介したんだけど、妹がとても喜んではしゃいだので、次も・・となったわけです。
まあ、多分自己満足です(凹む)

弟も、本当にいいヤツなんですよ。
今度、秘蔵の酒を飲ませてやろうと思っていますww
V |  2007.08.12(日) 03:43 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除に必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://shaguma.blog45.fc2.com/tb.php/311-9e7cb7e3

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。