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2007.05.20 (Sun)

旅空の下で②~V&K旅行記Ⅱ~夜の雨

お待たせしました。
というか、もう待ってないよ、と断言されそうな、みんな忘れかけている筈の(笑)「旅行記その②」です。

東京に行く話や、東京に行った話や、東京に行った人を描いた話(映画「東京タワー~」)を混ぜこぜに書いているせいで、混乱が生まれているようですが(汗)、これは「2月に東京に行った話」です。

忘れておられる方は、まずこちらからどうぞ。

それから、レス、かなり遅れています。
申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。
すいません。

では、よろしければお進み下さい。

【More・・・】
せっかくの超高層ホテルだから、本当は、ここの最上階のフレンチレストランで夜景でも眺めつつ、ディナーも味わいつつ、

「君の瞳に乾杯」

とか、そこまでは別にしたくはなかったけど(汗。寒い・・)

そうできればラッキーだとは思ったが、そのレストランはさすが高級なだけにドレスコードがあったから、俺達はホテル外のレストランに出かけることにした。
どうしても入ろうとしたら無理じゃないかも知れなかったが、眺望は、俺達の宿泊した部屋からでも充分過ぎる位だったし、まあ、いいかな、って話になったんだ。

某所のイタリアンの店で、待ち合わせをする。
待ち合わせの相手は、かっしーの古い友人で、彼が以前の会社にいた時の元同僚で、彼と一緒に会社を辞めた後に転職して、独立して、今は東京でフリーのカメラマンをやっている。
仮称Xさん。

そして彼は、以前、俺達の「記念写真」を撮ってくれた人でもある。

その時には、彼が俺達の事を知っているのかどうかわからなくて、内心、ドキドキしていたし、緊張感もあって、落ち着かない気分だったのだが、写真の方はさすがの出来栄えだったよ。

今は当然、俺達が恋人同士だって知っているし、かっしーも友人と会う、なんてよそよそしい事言わなくてもいいのに・・と思ったが、
黙っていて驚かせようと思っていたのか、
よく考えてみると、俺とXさんとの関係はその時1回だけで、ほとんど初対面と変わりがないといっても過言じゃないから、その辺りで何か思うところがあったのかもしれない。


「何だ君達、まだ付き合ってたんだ?」

ちょくちょく連絡は(かっしーが)取っていた様だが、何年かぶりに会うXさんは、相変わらず若く人懐っこく、屈託ない笑顔で、しかしいきなり毒を吐いてくる(笑)
そう言えば、この人、毒舌だったよ・・と記憶を引っ張り出し、かっしーと顔を見合わせて笑う。

まあ、おかげで改まった堅苦しい雰囲気は霧のように消え、後は会わなかった年数を気にする事もなく話が出来たのだが。

俺のように惚気を発散する場があまり無いせいか(本当にブログさまさまですw)、かっしーはXさんの前で、まるで酔ってでもいるように大胆に惚気け(笑)、何気に肩を組んでベタベタし(汗)、いくら旅先の開放感があるからって、何となく身の置き所がないような気分になったよ、俺は。
(少しは憚れっての!)

そんな光景を見て、Xさんは一瞬唖然、って感じだったけど(悪いけど、俺も他人がここまでするのを見たら、きっとドン引きする)、やがて仕方ないな、って飽きれた表情でタバコに火を付けた。


彼らがかつて同僚だった時代の思い出話にも花が咲く。

「いやー、あの頃は無茶苦茶だったよな。
仕事が終わるのが、夜の2時3時なんてザラだったもんな」

「若かったから出来たけど、今は絶対無理だな」

「おかげで毎日眠くて眠くて。
眠気の余り、お前、クライアントの前で本当に寝たことがあったじゃないか」

「そのせいで、大口契約落として、危うく部長に殺されるところだったよ。
 つーか、それはもう忘れろ(怒)」

まるで俺とCの会話(時には掛け合い漫才とも言うが)を見ているような、そんな気の置けない間柄の2人は久しぶりの出逢いに、いつもより饒舌になっているようだ。

食前酒にチンザノのグラスを傾け(あ、しつこいようですが、かっしーはウーロン茶ですw)、上手い料理に舌鼓を打ちながら、話は途切れる事無く続いていく。


多分、だけど。

かっしーは、Xさんに憧れとも羨望とも付かないような気持ちを持っていると思う。

一時、東京で暮らしていた事もあるかっしーが、それなりの夢や野望を持っていた彼が、同時期に会社を辞めて、この地で、曲がりなりにも生計を立てている昔の仲間を意識していない事はない筈だ。

ここに根を下ろした友人と自分を照らし合わせ、つまらない嫉妬、と割り切れない「遣り切れなさ」は、本人が気付いていないかも知れないが、彼の奥に、きっとある。
(どんなにおどけていても、映画「東京タワー~」にも、心乱されたに違いない)


その会社を辞めた後、かっしーは彼の知人絡みの関連会社に再就職して、そこで何年か勤めた後、俺と出逢ったんだ。

そして、

「お前と離れて暮らすのはイヤだから」

って、結局、東京に行こうとはしなかった。

「俺、この判断が間違っているとは思わないよ。本当に才能があるヤツは、何処にいても光ると思ってるから」

東京じゃないとダメって事は無い。

いつか彼が言ったセリフ。
その口ぶりに無理は無く、嘘の匂いもしなかった。

ただ、そこまでの価値が自分にあると、その時にはどうしても信じられなかっただけなんだ。



「Vさん、彼の事、どんな風に思ってる?」

Xさんに唐突に質問されて、物思いにふけっていた俺は、ちょっと喉が詰まる(笑)

「そうですね・・・
まあ、飾りっ気のない男ですから、わかりやすくていいです」

考えながらもそう答えると、かなり酒が回ってきて更にハイになったXさんが豪快に笑った。

「かっしー、良かったな。『単純バカ』って褒められてるぞ」

「いや、褒めてないだろ、それじゃ? いい加減な事言うなよ」

・・・・Xさん、酔ったら酔ったで、また毒舌の冴えが・・・・
(意外に恐ろしい人だな・・汗)

グダグダになる前に、お開きにした方がいいかもな。



でもね、帰り際に、Xさんは凄く嬉しい事を言ってくれたんだ。

「Vさん、独身主義者だったあいつがパートナーに選んだ相手なんだから、もっと自信持ちなよ」

って。

Xさん、相当飲んでたし、かなりのヘベレケ具合で、多分次の日になったら何も覚えていないのかもしれないけど。


かっしーが独身主義を標榜していたのは確かに本当の事で、彼は結構モテモテだったのに(今もモテてるよな・・・汗)何故か結婚願望が薄く、特定の相手を作らずに、ご両親を相当ヤキモキさせていたらしい。
しかし、彼自身はいたって平気で、

「何で結婚する気が無いのかって?
うーん、強いて言えば、俺の事を本当に理解してくれる相手なんていないと思っていたから、かな」

と、全く悪びれずに話していたのだが。
(↑これは、俺達がまだ付き合っていない頃の話です)

だけど。

そんな彼に君は選ばれたんだから、うだうだ悩むなよ、って肩を力任せにバンバン叩かれた。

俺は、かなりの力強い激励(しかも痛い)にふらつきながら、それでもXさんの言葉を頭の中で何度も噛み締めて、神妙に頷く。

「はい。・・・ありがとう」

強く握手して、酒で気持ちよくなった彼を、掴まえたタクシーに押し込んで、別れたんだ。

でも、乗り込んだタクシーの窓から顔を出して、酒場で飲んだくれてクダを巻いてる助平なおっちゃんみたいな発言を残して行ったのは、いただけなかったけど。

「まあ、こいつをあれだけ夢中にさせてんのは、あっちの方も相当いいんだと思うけどねー」

はははは、と高らかに笑いながら去っていく彼(タクシー)を見送りながら、やっぱりあの人ちょっと苦手かも、と思った俺だった・・・

それから。

全く、はははじゃねえよ、と憤慨しながら振り返ろうとした俺の背後で、

「それだけじゃないんだけどな。でも、そっちの方が相当いいのは間違いないけど」

とか何とか(笑)、クソ真面目に答えていた、かっしーの口を塞くべきか否かで、暫し躊躇したのだが(大汗)


でも、忘れられない邂逅だったと思う。



気が付くと淡く、夜の雨が降っていた。





そんなこんなで、旅行記、ようやく2回目が終了したのに、まだ魅惑の風呂に入っていません!

ていうか、この旅行のメインは2日目・・・(蒼白)


着地点が見えないまま、突き進む旅行記。

次は豪華風呂が呼んでいる!(と思うw)


テンション高いまま、続きます。
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テーマ : 男同士の恋愛 - ジャンル : 恋愛

23:57  |  恋愛  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)

Comment

すみません、忘れてました

2月の東京日記。。。
でもすぐ思い出したのでお許しを。
そして「ダ・ヴィンチ展」行かれたのかと勘違いしていました。

Vさんは本当にかっしーさんを理解している人なんだなと改めて思いました。

しかし、この旅行のメインが豪華風呂だったとは、気付かなかったわ
チェリー |  2007.05.21(月) 03:43 | URL |  【編集】

読み応えありました!旅行記第二弾。
リ○ー・フ○ンキーにも負けてません。

今まであまり考えた事なかったのですが、かっしーさんみたいに
率直な方だったら惚気たいですよね~。
お2人の事を知ってらっしゃる方でないとなかなか言えませんし・・
かっしーさんは今までどなたにも惚気ていなかったんでしょうか?(笑)
Vさんはかっしーさんの代わりにトコトン惚気て下さい。



>「お前と離れて暮らすのはイヤだから」
好きな人から言われてみたい一言ですね。
遠恋挫折者としては複雑ですが(笑)
男の方は特に都会での仕事で評価されるところがあるので、
かっしーさんも東京で頑張っておられたのでしょうが
Vさんの傍にいる幸せの方が、より価値あるものだったのでしょう。
仕事は転職できても、Vさんは一人だけですから。
一番大切ですもの!自身を持ってください。
それに先日参加したチャットでも皆さんがVさんは料理も家事も出来てその上床上手と・・(笑)
豪華風呂編忘れずにお待ちしております。


我が職場にも遂に「世界の歴史」公開講座のポスターが!!・・・
何度かポスターの前で立ち止まりますが、いつも見てるときは私一人・・
私のかっしーさん探しは難航を極めています(泣)


まかろん |  2007.05.21(月) 22:19 | URL |  【編集】

コメント、いつもありがとうございますw

チェリーさんへ

こちらこそ、書く書くと言いながら、とんでも放置状態ですいません。
あれから一体何ヶ月が経過したのか・・(遠い目)

「ダ・ヴィンチ展」行けたらいいな、とは思っていますが・・
現時点では、可能性は半々ぐらいでしょうか。

彼を理解する、と言うより寧ろ、俺が彼に執着しているんじゃないのか、とも思っていたんです。
自分の存在が彼を縛っているのなら、感情論を抜かせば、別れた方が良いのかもしれない、
そんな思いにとらわれる事が、全く無かったとは言い切れません。

>この旅行のメインが豪華風呂だったとは、気付かなかったわ

いやいや、旅行のメインは、一応、美術館!!
(その為に行ったわけですから)
と、言えない位濃い1日目でした(笑)


まかろんさんへ

長文読破、ありがとうございました。
リ○ー・フラ○キーさん、俺結構ファンなんです。
実は「水10」で、微エロな発言をしている彼が特に好きでした(笑)
彼の本も結構読んでいますよ。
それも「東京タワー~」以外の地味な面白本に夢中ですw
とてもじゃないけど、彼の足元にも及ばないですよ。

>かっしーさんは今までどなたにも惚気ていなかったんでしょうか

いや、そんな事はありません。
少なくとも、「いろんな愛の形の会」(長い)のメンバー、特にkitaさんには結構ぶちまけてましたね(笑)
それよりも、恐ろしい事に、彼は自分の家族にも、連絡がてら、ちょこちょこ惚気ている様子です(汗)
言う方も言う方だし、それを聞く方も聞く方です。
思わず血の気が引きます・・・

やっぱり俺は、ここが一番楽しく惚気られる場所ですね。
申し訳ないですが、砂を吐く様な極甘な告白も、こいつら仕方ねーなー、と諦めてやって下さいw

まかろんさん、遠恋挫折者ですか。
俺の知り合いにも、遠恋経験者が結構いましたね。
大学進学を期に遠恋状態になって、その途中でイロイロ・・というパターンが多かったように思います。
(そういう恋愛相談を、当時何人かに受けていました)

>仕事は転職できても、Vさんは一人だけですから。

そう言って頂けると、力が出ますね。
やっぱり悩みも迷いも付きまといますし。
完全に断ち切る事は難しいと思いますが、本当に励みになります。
ありがとう。

>先日参加したチャットでも
>料理も家事も出来てその上床上手と・・(笑)

床上手、これポイントです。←自信過剰?
でも、裁縫は下手です。
ボタン付けくらいは出来ますが(笑)
この点については、彼の方が器用なんじゃないかな、と思います。

>私のかっしーさん探しは難航を極めています(泣)

・・・あのー、まかろんさんは、やっぱりかっしーがいいのかな・・?
V |  2007.05.25(金) 01:20 | URL |  【編集】

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