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2006.06.12 (Mon)

世界中に定められた どんな記念日なんかより

FIFAワールドカップの放映も見ずに(笑)、日曜洋画劇場を見ていたかっしーの感想。
やっぱりクリント・イーストウッドは凄い、と。

別段、奇を衒うわけでもなく、自然に普通に映画を撮る凄い監督だよ。
ちょっとしたカメラの角度なんだろうけど、心情が伝わってくるというか。
そんな風に言っていた。

自分は在宅での仕事中だったので見てないのですが。
彼は、自分より映画についても音楽についても詳しいので、気が向いたらレンタルして見てみたいと思う。


さて、今夜はそのワールド杯の日本初戦の日だ。

彼とノンアルコールカクテル(笑)でも飲んでお祝いしよう。
俺達の記念日でもあるこの日を。

夜は絶対無理だと思うので(笑)今、書いておきます。

以前、他の所のブログのコメントで少し書いた事があったのですが・・
自分で言うのもなんですが、辛い話になると思います。
すいません・・


【More・・・】


彼は多分、俺よりずっと優しくて、人の痛みのわかる人間だと思うけれど、少女趣味?と言うか、神経が細過ぎるところがあって。
一緒に暮らし始めて1年くらいたった時に、急にこんな事を言い出した。

「俺、35才までしか生きられないと言われた」

高校生位の時に、手相を見てもらった街角の占い師にそう言われたらしい。


その頃の俺は今よりずっと若くて傲慢で、彼の苦しみを受け止められるだけの器量もなかったから。
大体、占い自体、ろくに信じていなかったので、彼のセリフをあっさり一笑に付した。

「そんな馬鹿な事があるか!
 手相なんて変わっていくもんだし、そんな占いなんか信じるなよ」

って、少し泣き出しそうな彼に、物凄く安易に言った。
彼は悲しそうな、傷ついた顔をしていたけれど、
そうかな? そうだよね、って、無理矢理自分を納得させるように、何度も呟いていた。


でもそれは彼にとって、10年以上も長く頭の隅に引っかかってきた呪縛みたいな物だった様で、

「あの占いの通り、やっぱり俺は太く短く生きるから」

とか言って、やけっぱちのように、かなり無茶をしていた時期もあったんだ。


そして一応は、彼は件の年齢を迎えたのだが。


丁度この年に彼は転職して、慣れない仕事と人間関係に晒され擦り切れていった。
一本気で融通が利かない彼が疲れ果て壊れていくのは、もしかして時間の問題だったのかも知れなかった。


35才の誕生日から半年余りが経過したある日、彼は急に体調不良を訴えた。
次の日、病院に行った彼に、医師は、
即刻入院して手術だ、と、
早いに越したことはない、命にかかわるそういう病気だ、と告げた。


目の前が真っ暗になる、という感覚が現実になったあの日を俺は忘れない。
勿論、それでもあの占いが当たったとは、当時も(今でも)全然思わなかったけれど。


手術の日、自分は家族の待合室や病院のロビーではなく、病院の外のベンチで待った。
ここにいたらいいよ、って彼の家族から声を掛けてもらったけれど、自分は一人になりたかった。

外は思った以上の冷え込みで、人もほとんどいなかった。
馬鹿馬鹿しいかもしれないが、自分の体を痛めつけて待つ事が、彼の手術の成功を約束する祈りの行為のような、そんな気がしていた。


俺の体は、ガタガタ震えていた。
でも、それは外気温が低いからじゃなくて。
たとえ、温かい病院のロビーでも同じ事だっただろう。
もしも彼がいなくなったとしたら?
その時の自分の心の闇の方が、よほど怖くて暗くて寒かったから。


占いだけじゃなくて、神様もほとんど信じた事がない自分だったけれど。
もしも神様が本当にいるのなら、彼を連れて行かないでください。
俺の何を差し出してもいいから助けてください。
そう祈った。

彼に2度と会えなくなっても、それと引き換えに彼がこの世に生きていてくれるのなら、それでも構わない、とも思った。


予定の時刻を大幅に超過して、どうにか無事に手術は終わった。
俺の携帯に、彼のお母さんからの連絡があった。
手術は成功して、彼は助かったんだ・・と。


俺は泣いた。
この涙が安堵なのか感謝なのか、なんなのかはわからなかった。
胸の奥がジリジリ痺れるような痛みを感じながら、泣いていた。

そして、病院での治療を終えて、暫く実家で療養してから、彼はまた俺の所に戻って来てくれた。


今日は、彼の38回目の誕生日です。
おめでとう、かっしー。
今年も、俺の側にいてくれてありがとう。

ずっと・・一緒にいてください。
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00:42  |  君が好き 胸が痛い  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)

Comment

初めまして。
1ヶ月前位からこっそり読ませていただいていました。Vさんの文章、好きです。愛があって穏やかな感じで…でも熱い!Vさんのお人柄なのでしょうね。

初コメントはお引越のお祝いをするぞと思ったら、かっしーさんのお誕生日だという記事。ちょっと驚いたですけど、今お二人が幸せなのでよかったと胸をなで下ろす。

ここで初対面の私に言われてもあんまり足しにならないですけど、「かっしーさんお誕生日おめでとうございます」
あと「新居おめでとうございます」”お風呂が広い”素敵なお家、羨ましいです。

これからもお二人にたくさんの愛と幸せがありますように。
チェリー |  2006.06.12(月) 12:19 | URL |  【編集】

はじめまして。

かっしーさんのお誕生日、おめでとうございます。

少し前から、チェリーさんと同じくこっそり(笑)読ませていただいてました。

というか、さっきから一所懸命この記事を読んで感じたことを打ってたんですが、これページ移ったら消えるんですね…(泣)
神様がおまえの意見は聞いてねーよ、と言っているのだと思って諦めます(笑)

それではとりあえずお祝いだけ。お邪魔しました。
勇平 |  2006.06.12(月) 22:16 | URL |  【編集】

世界中誰よりきっと♪

引っ越し、お疲れ様です!
そして、新居とかっしーさんの誕生日、おめでとうございますv-315

この記事を読んで、また目が潤んできました。
上手く言えないんですが・・・いくら占いで予知できたとしても、運命はやっぱり自分で切り開くものでしょうねi-228
なんか勇気を貰ったような気がしました。
ちなみに、私もVさんの文章が好きです。
本当にいつもありがとうございます。

そういえば、次はVさんの誕生日です!
いつですか~いつですか?と自分勝手に楽しみになってきましたわ(笑)
っていうか、お二人ともまた若いじゃないですか!
過去Vさんがコメントのレスで「ある意味、自分の娘、といっても計算が合うくらいの(汗)年頃・・・」と書いたから、Vさんがもうすぐ40歳で、かっしーさんが40以上だと思ってました(笑)

年齢は別として、お2人これからもずっと一緒に腐るほど素敵な思い出を作ってください☆
乙女メイドはここで歌って祝います~(^O^)♪
v-344~末永く お幸せに~v-344

では、乙女メイドはこれで失礼いたします~~
Hikaru |  2006.06.12(月) 23:28 | URL |  【編集】

かっしーさんのお誕生日、おめでとうございます\(^O^)/
日付け、変わってしまいましたが。
いつぞやよそのコメント欄で言ってた入院の話、
こんなに深刻な病状だったんですね、かっしーさん。
占い、どうしてそんなこと言ったのかはわかりませんが、
Vさんと出会うことで、運勢が変わったのかも、って
そんな風に考えるのも楽しいかもしれません。

本当に、いつまでもお幸せに。(^-^)
コロン |  2006.06.13(火) 01:57 | URL |  【編集】

日付変わっちゃったけど。
かっしーさん、お誕生日おめでとうございます。

出合った奇跡と、共に過ごしていく日々に感謝しているVさんの心情がなんとなくわかるような、そんな記事でした。
なーんて小娘がえらそうな口、叩いてますね(笑)

神様は多分いるんじゃないかな。
全てのお願いを聞いてくれるわけではなさそうだけど、それでもそう思って過ごした方がいいのかも。

いつまでもおふたりが幸せな時間を過ごせますようにと、乙女パワーでお祈りしてます。
凛子 |  2006.06.13(火) 08:36 | URL |  【編集】

かっしーさん、お誕生日おめでとうございます。
そして、また一緒にお祝いできるVさんもおめでとうございます(^^)

時々、こちらを照れ照れにさせてくれるお二人のお話、これからも楽しみにしています。
ur |  2006.06.13(火) 21:48 | URL |  【編集】

これは、かなり重い話で、ここに書くのもどうかと悩みましたが、たくさんの方からお祝いや励ましの嬉しいコメントがいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございました。

彼もきっと喜ぶと思います。

ただ、このブログの存在は明かしてないのですがね・・(汗)


チェリーさんへ

ご訪問、ありがとうございます。
時々、書いている途中に、がーっと頭を掻きむしったりする(笑)文才のない自分の拙い文章を、お褒め頂き恐縮です。
彼の誕生日を一緒に祝っていただけて、嬉しいです。

風呂が広い新居、もう、本当に最高ですよ!

と、初対面の方にアラレもなくすいません(謝)

>これからもお二人にたくさんの愛と幸せがありますように

本当にありがとうございます。

またぜひお越しください。


勇平さんへ

こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。

こっそり・・w でも嬉しいです。

>神様がおまえの意見は聞いてねーよ、と言っているのだと思って

神様、勇平さんの意見を俺に返してください!(お願い)

お祝いのメッセージ、ありがとうございました。

またお立ち寄りください。
(邪魔、なんつー事は絶対ないので)


Hikaruさんへ

乙女メイド(Hikaruさん、これ気に入った?)、いろいろとありがとう!

「若い」と言う事は、自分の場合、「バカい」に繋がっていたんだろうな、と今回の記事を書いて思いました。
相手の気持ちを思いやる、というのはなかなか出来ないもので。
こんなヘッポコな勇気でよかったら(笑)、持って帰ってください。

>いつですか~いつですか?と自分勝手に楽しみ

これ、クイズにしよう(嘘です。笑)

それから年齢の事ですが、これは「ムスコバトン」の「初めての2人仕事」の内容と連動してまして(汗)

この時のアレがナニしていたら(笑)、親子関係の計算は合うかな、と思ったので・・

でも、いくら身に覚えがあるからと言っても、13じゃ娘は(息子も)ちょっと出来ないですかね?
(おいおいおい)

あー、せっかくの素敵なコメントがぶち壊し(涙)
すいません、乙女!

俺のそんな過去は置いといて(笑)、彼とは一緒に発酵するほど素敵な思い出を作っていきたいです!

歌もありがとうございました。


コロンさんへ

姉さん、お祝いの言葉、本当にありがとうございます。

>いつぞやよそのコメント欄で言ってた入院の話

そうですね、結構深刻だったので、あそこでは敢えて深く触れないようにしました。
占い師がなんであんな事を言ったのか、自分も知りたいです。
と言うより、誰かを悩ませたり苦しませる占いは必要ないと思います。

占いでわかる「運命」は不安定なもので、絶対ではないと思っているので、自分と出会うことで運勢が変わった、と言っていただけると本当に嬉しいですw

やっぱり、普通の日々が一番ドラマチックですよ!
V |  2006.06.15(木) 01:20 | URL |  【編集】

凛子さんへ

お祝い、ありがとうございます。
そちらもラブラブなバースディ(とサッカー観戦w)を過ごされたようで、よかったですね!

俺、正直こんな事になるまで、彼の存在の大きさに気付いていませんでした。心底馬鹿だったな、と思います。

今は、彼の生き様を見届ける事が自分の役割なのかな、と、漠然とですが考えています。

凛子さんもたーくんと悔いのない日々を送ってください。

>小娘

だなんて、そんな。
オッサンの俺が言う資格は(笑)
乙女パワーはハンドパワーよりご利益がありそうだw


urさん

2人への祝福の言葉、本当にありがとうございます!
彼も喜ぶと思いますし、自分も嬉しいです。

これからも照れ照れの記事を書いてしまうかもですが、照れても机は叩かないでね(笑)
urさんの可愛い手が腫れて、グローブみたくなったら痛そうだから(笑)

これからもよろしくお付き合いください。
V |  2006.06.15(木) 01:31 | URL |  【編集】

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