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2006.06.07 (Wed)

カミングアウトについての考察(3)

亜美さんのヘヴィな話(笑)に、ワインを飲むのをすっかり忘れていた自分。
一息入れて、一気に飲み干す。

次は白をもらおうかな。


長い話ですが、よろしければノドを潤してお付き合いください。
【More・・・】
「・・なかなか深い事、考えてるんだな、亜美さんは」

気圧される様な勢いで喋る彼女に息を呑んだ自分がそう褒めると、彼女はふふっ、と笑った。

「実はあたし、そんな人達に対して、以前はもの凄く偏見とかあったのよ」

そして、くるっとした大きな目を輝かせると、

「でもね、ちょっと前に、友達にゲイバーに連れて行ってもらってから気持ちが変わったの。
 あれは、目からウロコの体験だったわ」

え・・

何? この話の展開は? と戸惑いながらも、

「それってどこの店? 市内?」

とか聞いてみる自分w

「ううん、札幌。
旅行に行った時に、連れられて行ったようなものだけど。
でも楽しかったわよ」

「そうなんだ・・」

「うん、そこでね、実際働いてる人たちを見て、話もして。
 凄く楽しませてもらって。
 そうしたら思ったのよ。
 あの人たち、本当に一生懸命生きてるじゃない?
 だったら、そういうのもありかなー・・って。
 魅力的な人が一杯だったもの。
 できたらまた行ってみたいわー」

Vさーん、近場でどこか知ってるところに連れて行ってよ、なんて、ちょっとドキッとする事を冗談めかして言うと、彼女はチューハイをもう1杯頼んだ。

いや、連れて行ってもいいけどね。
でも行くんなら、知人がいるところにしよう。

・・って、本気で連れて行く気なのか、俺?(汗)

それはともかく。

亜美さんは声も弾んでるし、頬も薔薇色で。
すっかりご機嫌だ。

この調子なら、もしかしたら今までの話自体、明日になったら記憶に残っていないかも知れなかった。

しかし、なんと言うか・・

仕事をする上でのいつもの彼女に、自分は、女性として意識する、というより、包み込むような母性の方をより強く感じていた。
(社内にも、優しくて懐が深い彼女に憧れてる男どもがいるのを俺は知っている)

でも、今まで酔った彼女とこんなに話をした事はなかったけれど、酒が入るとこんなに無邪気で可愛い人になるんだ、と知って、自分の中ではかなり好感度が上がったのだった。


いくらオープンな社会になりつつあるといっても、自分達だって、世間の尺度から図れば、まだまだ異質なものなのだろうと思う。

でも、所謂世間一般並みの「枠」から外れた(と思われている)存在を、こんなにすんなり肯定してくれる人もいるんだ。

それとも、身近な人間の出来事じゃないから、これ程に理解を示せるのか?
(例えば彼女の息子が女装にハマったら、彼女はどうするのだろうか?)

よくわからない。

よくわからないけれど・・彼女に自分達の事を、ふとカミングアウトしてみたいような衝動を覚えた。

だけど、それを言っても、恐らく彼女を当惑させるだけだろう。
それは只の自己満足に過ぎない。

それに当然、これは自分一人だけの問題じゃないわけで。

今からほんの少し前の自分は、彼女のこんな一面を全く知らなかった。
彼女がこういう気持ちのいい人だとわかっても、(告白後の)今から5分後の彼女でさえ、今までと同じように好意的な態度でいてくれるという保障はどこにもない。

それなのに、敢えて、という必要も感じない。


結局、彼女に話す事はなく終わった。

他の邪魔も入ったしw

少し離れたところに座っていたグループの同僚(♂)が、俺達のツーショットが気に入らなかったのか(笑)、こちらに向かって大声で叫んだのだ。
(もしかして、彼も亜美さん派の1人だったのかもな。笑)

「V、お前、亜美さんと何ずっと話してんだ?
人妻に手ぇ出すなよ!」

「出してないぞ!」

人聞きの悪い!(笑)


俺だって、人妻みたいなもんだしな!(←違うだろ)
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00:27  |  日記  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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